助詞句:PP

助詞は、句を駆動し、水の溜り場である節を目指す。

(節はまた、風の中、襤褸のように舞い、旗のようにはためく。文とは旗のようなものである。)

主要格助詞:が、を

ヲ格は馬の鞍部であり、ガ格はその鞍部に乗る騎手である。

ヲ格は、また領域である場所を示し、場所は起点(カラ格)と着点(ニ格)をもって線条を表し、方向(ヘ格)が示される。デ格は線条の交差する場所である、風の交わる場所だ。

ト格は神の言葉を受ける箱のようなもの、あるいは遠来の客を迎える車。ヨリ格は神の宿る樹木、神聖な基準。

ノ格は偏在する主語、私も含めた偏在する魂。